2018年11月01日

村上ファンド 日本郵船株をちょっとだけ買い増し

本日16:18に村上ファンドグループの㈱オフィスサポートが日本郵船の変更報告書を提出しました。保有割合は5.64%から5.85%に上昇しました。変更報告書の提出理由は「担保契約等重要な契約の変更」です。

村上ファンドが日本郵船の大量保有報告書を提出したのが、2017年10月31日です。ちょうど1年前ですね。保有割合は5.12%でした。その後、2017年12月27日に変更報告書を提出し、保有割合は5.64%になりました。

当初、㈱オフィスサポートと㈱レノの共同保有でしたが、今回の変更報告書によると共同保有者は、㈱オフィスサポート2.86%、㈱レノ2.33%、㈱南青山不動産0.66%となりました。㈱南青山不動産が8月末頃より市場で株式を追加取得したようです。

村上ファンドによる日本郵船株の平均取得価格ですが、保有株数9,952,000株、取得資金の総額19,090,666千円ですので、1,918円です。昨年12月27日の変更報告書で計算すると2,475円でしたので、簿価が変わってますね・・・。今回の変更報告書の最近60日間の売買状況を見ると、10月25日に100万株を市場外で処分し、150万株を市場外で取得しています。信用取引の決済かなにかでしょうか?

日本郵船の株価を見ておきましょう。

時価総額が3,000億円を超えています。村上ファンドの資金力がどの程度なのか想像がつきません。仮にエフィッシモなどと同程度であればドンドン買い増してくることも想定できますが、まあ、1年間あまり保有割合に変動がありませんから、ゆっくりジワジワと買っていくのかもしれません。

いずれにせよ要注目です。

 

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