2020年12月18日
どうなる東芝
エフィッシモが東芝に臨時株主総会の開催を請求しています。
http://www.toshiba.co.jp/about/ir/jp/news/20201218_2.pdf
総会の目的や招集理由などについては上記プレスにありますが、以下当社HPです。
https://ib-consulting.jp/newspaper/3135/
こちらでも記載したとおり、エフィッシモが本当に問題視しているのは三井住友信託銀行の集計ミスだけではなく、「一部の株主が圧力を受け議決権行使を行わなかったこと」「議決権行使助言会社が圧力を受けたこと」のようです。本当に株主や議決権行使助言会社に圧力が加えられたのか、株主や議決権行使助言会社は圧力に屈するような存在なのか、本当だとしたら誰がどのような圧力を加えたのか、いろいろと疑問なところがあります。
今回のエフィッシモの提案が可決されるのか、前回の定時株主総会における議決権行使結果が参考になります。
このコラムでまとめているとおり、エフィッシモの株主提案は最大で43%の賛成率でした。車谷さんの選任議案の賛成率は57%でした。
東芝はかなりマズイ状況のように見えます。エフィッシモの株主提案が可決される可能性もあります。さてどうするのでしょうか。
あらためて、株主構成ってホントに大事だなあと思った次第です。