旧村上ファンド、東亜建設工業の変更報告書を提出

旧村上ファンドが東亜建設工業の変更報告書を提出しました。保有割合は7.63%から8.28%に上昇しました。大量保有報告書、変更報告書の提出状況は以下のとおりです。

2020年10月9日　　6.53%　1,492,571株　取得資金2,529,753千円　平均取得価格1,978円

2020年10月16日　 7.63%　1,756,104株　取得資金3,036,067千円　平均取得価格1,729円

2021年8月19日　　8.28%　1,896,307株　取得資金3,477,456千円　平均取得価格1,834円

東亜建設工業の外部から見た安定株主比率は35%くらいあります。そこそこ高いのですが、個人株主比率も高いです。個人株主比率が高ければ株主提案をされても可決される可能性は低くなりますが、一方で個人株主は株価が上がれば売る株主です。旧村上ファンドがそこそこ買い集められる可能性もあります。

ゼネコン業界も引き続き要注意です。しかし旧村上ファンドが変更報告書を提出したのは久しぶりのような印象です。夏休みだったのかな？？？