2021年10月21日

新生銀行がSBIのTOBに対して反対表明

新生銀行が15:30に以下の反対表明を公表しました。

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120211021414378.pdf

まだ最初の要約部分しか読んでいませんが、おおむね昨日の日経に書いてあったことのように思います。以下、冒頭部分の抜粋です。

1.当行は、SBI 地銀ホールディングス株式会社による当行株式に対する公開買付けについて反対の意見を表明します。 但し、2021年11月19日までに、以下の条件が満たされた場合は、当行は賛同の意見の表明をする所存です。

①本公開買付けについて買付予定数の上限のない公開買付けとすること(又は、買付予定数の上限及び下限のない公開買付け(「第 2 回公開買付け」)を2022年6月8日(又は、 SBIHDらとの協議の上、2022年6月8日以降の日で当行が指定する日)までに開始するこ と)

②本公開買付価格(第2回公開買付けが開始する場合には当該公開買付けにおける公開買付価格を含む。)を、当行取締役会がフィナンシャル・アドバイザーの価値算定結果等に照らし当行の本源的価値を反映した価格であると評価・判断できる水準まで引き上げること

一方で臨時株主総会開催に関するプレスも公表しています。11月25日(木)に開催です。

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120211021414380.pdf

で、明日10月22日の株価が反対意見表明を受けてどう動くかがポイントです。2,000円を上回れば、新生銀行の主張を投資家が認めたことになるのでしょうが、はたしてそううまく行くでしょうか?

 

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