2021年10月22日

東京機械製作所の買収防衛策発動議案

アジアインベストメントファンドに株式を取得され、有事型買収防衛策で対抗している東京機械製作所の臨時株主総会が本日開催されました。

結果は、買収防衛策の発動が可決されたそうです。しかしアジアインベストメントファンドは東京機械製作所の株式を40%近く保有している状況なので「そんなに持たれているのによく可決できたな」と思われるかもしれませんが、今回の臨時株主総会においてはアジアインベストメントファンドが利害関係者に該当するなどとして、議決権行使が認められていません。同様に東京機械製作所の取締役の議決権行使も認められていません。

https://www.tks-net.co.jp/corporate/wp-content/uploads/2021/09/616c0a0ce89afea17206bed580a2b2d7.pdf

こういった議決権行使でよいのかという点も含めて、裁判所の判断が臨時株主総会後に出されるのだろうと思われます。

https://www.tks-net.co.jp/corporate/wp-content/uploads/2021/10/507f698c394b133c8735c10f83fd33ed.pdf

 

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