2019年01月16日

「物言う株主」英銀バークレイズを批判

2019年1月13日~19日「日経ヴェリタス」56ページ目にある記事です。

冒頭で「株式アナリストとアクティビスト(物言う株主)の違いは何か。前者は事業内容を理解するだけだが、後者の目的はそれを変えることだ。」とあります。おもしろい表現ですね。

株式やデリバティブを通じて、エドワード・ブラムソン氏という方が英金融大手バークレイズの株式を約5.51%保有しており、機関投資家向け書簡で同行を厳しく非難しているそうです。ブラムソン氏はなかなか手ごわい人だそうで、2011年には英国に上場する投資運用会社、フォーリン・アンド・コロニアル・インベストメント・トラストの取締役会に入り込んだそうです。

海外ではこのように、物言う株主が取締役に入り込んだり、企業サイドが受け入れたりしていることがあります。今回、オリンパスは報道によると自主的に受け入れたそうです。

日本企業の持ち合い解消が進み、安定株主で守れなくなった時代になりました。これからは日本企業にも物言う株主が取締役として乗り込んでくる可能性があります。

 

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