2022年04月21日

東芝が「潜在的な投資家及びスポンサーとの協議開始に関するお知らせ」を公表

以下のとおり東芝が「潜在的な投資家及びスポンサーとの協議開始に関するお知らせ」を公表しました。

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120220318508151.pdf

当社は、本日開催の取締役会及び特別委員会において、潜在的な投資家やスポンサーとのエンゲージメントを通じて、パートナー候補となりうる潜在的な投資家やスポンサーから、当社の企業価値向上に向けた戦略的選択肢(非公開化を含みます。)に関する提案を募集することを決議しましたのでお知らせいたします。

だそうです。

2022年4月7日付「特別委員会設置のお知らせ」にてお知らせしたとおり、当社は同日付で特別委員会を設置し、潜在的な投資家やスポンサーとのエンゲージメントと戦略的選択肢の検討を行うことを決議いたしました。今般のパートナー候補となりうる潜在的な投資家やスポンサーからの提案の募集は、かかる戦略的選択肢の検討の一環として、2021年8月から11月にかけて当社取締役会の戦略委員会(当時)が行った複数のプライベート・エクイティ・ファンドとのエンゲージメントをより前進させて、より具体的かつ最良の提案を受領することを企図したものです。

以前の検討よりも、より具体的な提案を受領することを企図したものです。これから本当に東芝の非公開化が進んでいくようです。

当該提案の募集にあたり、当社は、フィナンシャル・アドバイザーとして野村證券株式会社、リーガル・アドバイザーとして西村あさひ法律事務所から助言を受けることとしております。なお、アドバイザー体制については今後、さらなる強化を行ってまいります。また、取締役会及び特別委員会は、執行部から独立した助言を受けるため、フィナンシャル・アドバイザーとして UBS 証券株式会社、リーガル・アドバイザーとして長島・大野・常松法律事務所を独自に選定しております。

さすがにゴールドマンサックスは入っていないんですね。まあ、そうりゃそうですよね。最終的に東芝が決めたこととは言え、これだけの混乱を引き起こしたアクティビストへの第三者割当増資のアレンジャーがゴールドマンサックスですからねえ。

当社は、各潜在的な投資家やスポンサーから当社の企業価値向上に資すると考えられる実現可能な提案を受領した場合には、提案価格に加え、当該潜在的な投資家やスポンサーの資金調達方法、国内外の競争法や外為法を含む安全保障関連法に係る承認の蓋然性を含む取引実現の確度等といった観点から評価を行い、第183期定時株主総会後速やかに、デューディリジェンス等の機会を付与する潜在的な投資家やスポンサーを選定する予定です。その上で、当該潜在的な投資家やスポンサーから法的拘束力を有する提案を受領することを想定しております。

(中略)

以上の点を踏まえ、当社は、定時株主総会に先立ち、本件の検討プロセスのうち法的拘束力のない第一次フェーズが完了した時点で、法的拘束力のない提案を提出した潜在的な投資家やスポンサーの数及び提案された取引ストラクチャーを公表することを予定しております。また、定時株主総会以降、潜在的な投資家やスポンサーから法的拘束力を有する提案を受領したのち、戦略的選択肢として最良の提案を選定した際には、かかる提案を提出した各潜在的な投資家やスポンサーからの提案価格および取引実行の前提条件等を踏まえた最終候補先の選定理由について、他の潜在的な投資家やスポンサー名は匿名化した上で、公表する予定です。

はあ、まだまだ東芝は大変な状態ですね。これから本格的に非公開化に向けて突き進んでいきます。従業員の皆さんはたまったもんじゃありませんね。こんな後ろ向きな仕事。

これで喜ぶのって誰ですか???高値で買い取ってもらえるアクティビストと・・・・????

こっちの作戦のほうが従業員の闘志がわくと思いますよ。

https://ib-consulting.jp/column/4125/

https://ib-consulting.jp/column/3970/

 

 

このコラムのカテゴリ

関連する
他のコラムも読む

カテゴリからニュースを探す

月別アーカイブ