2022年05月27日
あ、書き忘れてたので追加します。セントラル硝子
セントラル硝子はもしかしてマクセルHDを参考にしたんじゃないかと以下のニュースでお伝えしましたが、今のセントラル硝子にとってマクセルはあまり参考にならないのです。
https://ib-consulting.jp/newspaper/4270/
旧村上ファンドがマクセルの大量保有報告書を提出したのは2018年10月24日です。そしてその後旧村上ファンドはマクセル株を買い増し、2019年4月22日に提出した変更報告書では保有割合が13.98%になりました。
そしてマクセルは2019年4月26日に以下のとおり特別配当の実施を公表しました。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6810/tdnet/1696638/00.pdf
もうおわかりですよね?マクセルは大量保有報告書を提出されてから半年で特別配当の実施を決めたのです。一方セントラル硝子の大量保有報告書を旧村上ファンドが提出したのは2018年7月6日です。もう4年近く経過しているんですよ。セントラル硝子が今回のような規模の自社株買いを公表して対抗するのであれば、大量保有報告書が提出されてからなるべく早めじゃないと効果は薄いのです。
もちろんこれまでセントラル硝子も無策できたわけではないと思うのですが、いかんせんセントラル硝子にとっては小さくない規模の自社株買いで対抗するのであれば、もっと早めがよかったのだろうと考えます。