2019年01月29日

トップの力量映す社外取

本日2019年1月29日の日経19面「一目均衡」にあった内容です。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO4048660025012019920M00/

大株主の米ファンド、バリューアクトキャピタルの幹部を社外取締役として受け入れたオリンパスのことが書いてあります。「海外の企業動向に詳しいバリューアクトの助言も受けながら、医療分野の事業経験があるような外国人も社外取締役に選ぶ見通し」だそうです。

オリンパスの件について、私はやや疑問です。海外の企業動向に詳しい人なら、別に社外取締役として受け入れなくてもコンサルにお願いすればよいことでは???医療分野についての知見が必要なら、それこそコンサル頼めばいいんじゃにないの?と思いますが・・・。

「帝国繊維の取締役や監査役の大半は、旧富士銀行など芙蓉グループの出身者が占める。富士銀出身の飯田時章会長兼CEOは防災などの新事業で経営を立て直した功労者だ。」とあります。うーん、何が言いたいのだろうか?銀行出身者で取締役を占めるのはダメ?でも富士銀出身の飯田会長は経営を建夫直した功労者?

そもそも取締役とはどのような人材がなればいいのでしょうか?ファンド出身、銀行出身・・・。それぞれ一長一短あるのでしょう。ただ、オリンパスの今回の決断が果たして良いのかどうか。。。私は非常に疑問です。本当に今のオリンパスはアクティビスト・ファンドから取締役を受け入れて持つのでしょうか?何か起きないとよいのですが。

 

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