大王海運が北越の社長選任議案に反対表明
北越コーポレーションと敵対関係にあると見られている大王海運(大王製紙のグループ?)が北越の岸本社長の選任議案に反対すると表明したそうです。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC14D160U3A610C2000000/
あの~、これ、北越は以下のように主張していましたよね?
https://www.hokuetsucorp.com/pdf/20230602_release01.pdf
以下は補足説明です。
https://www.hokuetsucorp.com/pdf/20230602_release02.pdf
そしてオアシスはこれに対して以下のように主張しました。
https://www.businesswire.com/news/home/20230611871531/ja/
私、大王製紙と関係改善に向けて意見交換をしているというのはさすがに事実だろうと考えて以下のコラムを書きましたが、今回の大王海運の声明を見るとさすがに「うーん」と言わざるを得ないですねえ。※すみません、有料です。
https://ib-consulting.jp/column/4823/
北越株の議決権割合ですが、オアシス20.11%、大王海運11.19%、合計31.3%です。昨年の北越の議決権行使率は92.83%です。ISSは岸本社長の選任議案に賛成推奨しているようですが、どうなりますかね。北越の安定株主も以下のとおり28.85%くらいです。国内機関投資家の判断次第かなという気がします。
https://ib-consulting.jp/column/4812/
しかし大王製紙も北越に約24%の株式を取得されているのに、いつまでケンカを続けるのでしょうか?佐光会長の議案が実質否決された恨みは深いのかもしれません。
https://ib-consulting.jp/newspaper/4339/