2019年02月14日

帝国繊維、スパークスの株主提案に反対表明

スパークスに株主提案をされている帝国繊維が反対の意見を表明しました。

http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS04273/48396183/b3d6/4913/8959/d2f4580e478c/140120190213476632.pdf

スパークスの株主提案は、・社外取締役の選任、・配当(1株当たり95円)、・定款変更(取締役任期の短縮)です。帝国繊維はすべての提案に反対しました。詳しくはいずれコラムでまとめますが、以下の配当に対する反対理由(帝国繊維の反対理由からの抜粋)の一部が気になっています。

なお、ヒューリック株式会社の株式については、先ずは同社との関係構築に活用することが当社の企業価値向上に資するものと考えており、当社保有不動産の再開発での協働に加え、同社の開発する不動産物件への当社の防災商品の導入、同社の不動産事業のBCP 対策への関与を推進するとともに、同社との取り組みを通じて、他の不動産会社への事業展開も検討してまいります。

これスパークスが「よっしゃ!ワシがヒューリックさんに「帝国繊維さんに株を売らせてあげてよ」って言ってあげよう!何ならヒューリックの株をワシが保有してプレッシャーをかけてあげよう!」と考えて行動したら?

「関係構築」って理由にすると場合によっては相手に迷惑をかけるときもあります。だから株式を保有する理由については慎重に書かないとダメなんです。どういう理由がよいか?「全方位的な営業政策の一環」でどうでしょう?株を持つのは接待するのと同じ理由です。

 

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