2019年11月22日

シンプレクスが平和不動産の大量保有報告書を提出

シンプレクスという投資家が本日、平和不動産の大量保有報告書を提出しました。保有割合は5.92%です。ちょっと気になっています。

シンプレクスという投資家はどういう会社に投資しているでしょうか?EDINETでチェックしてみてください。資本上位会社が存在する会社によく投資しています。わかりやすく言えば、上場子会社などなどです。たぶんですが、親会社による完全子会社化などを期待して買っている部分もあるのではないでしょうか?

では平和不動産は上場子会社なのでしょうか?三菱地所が11.05%保有しています。だから投資したのでしょうね。でも他にも理由があるのではないか、と。平和不動産は買収防衛策を導入しています。以下のとおりコラムでもかつてまとめました。

No.311 東証の大家、平和不の割安際立つ 米投資ファンド触手か

記事ではブラックストーンの名前も出ていますね。

再編期待が高まったからシンプレクスが投資したのでしょうかねえ。ブラックストーンがユニゾに敵対的TOBを仕掛けたら、いずれ平和不動産に対しても同じようなことをするかもしれない!と期待しているのでしょうか?

不動産業界からは目を離せませんね。

 

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