2019年12月19日
MFSがグリコの変更報告書を提出
MFSインベストメントという投資家が江崎グリコの変更報告書を提出しました。保有割合は5.64%から6.81%に上昇しました。
MFSインベストメントはたぶんアクティビストではないと思いますが、江崎グリコという会社に投資したことに対して私は関心を持ちました。江崎グリコはかつてスティール・パートナーズに投資されたことなる会社です。当時は買収防衛策を導入していたと思いますが、すでに廃止しています。
大量保有報告書を提出したのがMFSインベストメントでよかったものの、また同じようなアクティビストに狙われるリスクはどの会社にもあります。
今年を振り返ってみると、どの会社にも株主提案や敵対的TOBが実施されるリスクがある訳ですから、やはり買収防衛策や企業防衛体制の再構築を考えてみる必要があると思われます。