2019年03月20日
村上ファンドが廣済堂にカウンターTOB
てっきり村上ファンドは廣済堂の変更後のTOBに応募するのかと思っていましたが、どうやら違うようです。本日、村上ファンドグループの㈱南青山不動産が廣済堂に対してTOBを実施することを公表しました。
それぞれのTOB条件の比較は以下の通りです。
なお、以下は㈱南青山不動産が公表したプレスリリースのようです。
別紙を見るとおもしろいことが書いてあります。「株式会社南青山不動産及び株式会社レノは、コーポレート・ガバナンスを通じて、上場会社のあるべき姿を追求する企業グループです。」だそうです・・・。
さてこのカウンターTOBはどうなるでしょうか?ベイン側がTOB価格を引き上げる予定はあるのでしょうか?廣済堂の安定株主比率とも関係してきますね。これ、どこかで見た記憶がありますねえ。
http://news.livedoor.com/article/detail/1536081/
これです。日本無線の子会社だった新日本無線に対して、日清紡が友好的なTOBを仕掛けた際、村上ファンドがカウンターTOBを仕掛けました。同じような印象を持ちました。
さて、どうなるでしょうか?伊藤忠によるデサントに対する敵対的TOBが終了したなかりなのに、騒がしいですね。