2019年05月10日

マクセル還元に熱視線

本日の日経18面にあるマクセル還元に熱視線 企業変革期 動く海外勢という記事ですが、マクセルの還元策事態は評価されるものであろうと考えるのですが、いかんせん、本当にこれくらいの株価水準で村上ファンドがExitできるのかが不安なのです。確かに出来高も増えてはいるものの、村上ファンドは約750万株持っているのです。仮に5月7日(火)に市場でけっこう売っていたとして、変更報告書が提出されるのは5月14日(火)です。変更報告書が提出される前に大量に売りさばくことも考えられますが、そんなに大量にさばけるものなのかどうか・・・。

少なくともマクセルは今回の特別配当と自社株買いの公表により、もっと株価は上がると思っていたのではないでしょうか?まさか1,800円~1,900円の水準を目指して還元策を公表したのではないと思うのです。そのくらいの水準だと「本当に村上ファンドが市場でさばけるのか?」という不安があるはずですから、「この還元策を公表すれば2,000円を軽く超えるだろ?」と考えていたと思うのです。

5月7日以降の出来高を見ると、売っているような気もするし売っていないような気もするし・・・。

 

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