2019年06月13日

フリージア・マクロス、日邦産業の変更報告書を提出

フリージア・マクロスが日邦産業の変更報告書を提出しました。保有割合は18.69%から19.68%に上昇しました。今回の変更報告書の提出理由は「保有目的の変更」です。フリージア・マクロスは日邦産業株の保有目的を「純投資及び政策投資として保有しております」から「純投資及び政策投資として保有しておりますが、今後は、企業価値向上に向けた経営改善もお願いしていきたい」に変更しました。なんだかかわいらしい保有目的ですね。ま、要求している内容と行動はかわいくないですけど。

保有割合が日邦産業の再導入した買収防衛策のトリガー20%に近付きました。最近60日間の売買状況を見ると、フリージア・マクロスによる株式取得は5月23日でストップしたようです。いったん取得は控えたのでしょう。さすがに買収防衛策を無視して買い進めるのはマズイという判断だろうと思われます。

保有目的も変更してきましたから、これからドンドン日邦産業に対してフリージア・マクロスは圧力をかけていくでしょう。想定されるフリージア・マクロスによる行動は以下のコラムをご覧ください。

No.555 日邦産業に対する佐々木ベジさんの狙いはこうです。

No.572 私がフリージア・マクロスなら日邦産業をこう攻める

No.587 やはり買われてから買収防衛策を導入しても遅いのではないでしょうか?

No.591 日邦産業に対するフリージア・マクロスの行動について

 

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