2019年09月11日
村上ファンド、ヨロズを買い増し
本日16:00に村上ファンドグループの㈱レノがヨロズの変更報告書を提出しました。保有割合は6.13%から7.18%に上昇しました。ヨロズの大量保有報告書、変更報告書の提出状況は以下のとおりです。
2019年4月4日 5.05%(平均取得単価1,546円)
2019年5月13日 5.10%(同1,546円)
2019年8月16日 6.13%(同1,517円)
2019年9月11日 7.18%(同1,470円)
以前もお伝えしましたが、村上ファンドがヨロズに投資したのは今回が初めてではありません。以前、2014年9月16日に大量保有報告書を提出し、2015年9月16日に提出した変更報告書によると保有割合が12.06%になりましたが、その後売却しました。そのあたりの経緯や買収防衛策廃止の株主提案が裁判所で認められなかった経緯などは以下にまとめてあるようです。途中までは読めます。
三信電気や新明和工業は自己株TOBを実施し、マクセルHDは特別配当を実施しました。でもヨロズは村上ファンドと戦うことを選んだようです。この違いは何でしょうか?ヨロズは買収防衛策をちゃんと整備している会社だということです。もちろん安定株主比率も違いますけど。
買収防衛策についてはきちんと社内でその効果や必要性について十分に議論し、整備しておくことが大切です。