2019年09月20日

毎日気になる日邦産業

日邦産業の株価出来高、佐々木ベジさんが会長をつとめるフリージア・マクロスの平均取得価格・保有割合は以下のとおりです。

佐々木ベジさんらの保有割合は、日邦産業が再導入した買収防衛策のトリガーである20%までギリギリの水準にあります。19.68%です。平均取得価格559円に対して、株価は下回っています。

ちなみに本日9月20日前場の株価ですが、前日終値499円に対して、始値507円(9:00)、安値503円(9:04)、高値514円(9:13)、前場終値514円です。

おそらく佐々木ベジさんらはすでに株主総会開催請求権と株主提案権は確保していると想定されます。いつ臨時株主総会の開催を請求し、買収防衛策廃止の株主提案をするのでしょうか?でも、一切なにもアクションをしないということも考えられますね。もしくは買収防衛策ルールに則って20%以上の株式を取得する提案をするということも考えられます。

いろいろなことが考えられます。特定の買収者やアクティビスト・ファンドに会社を狙われるとどういうことが想定されるかを常日頃から考えておく必要があります。日邦産業は佐々木ベジさんらに狙われたおかげで、ある種、制約を課せられてしまったと見ることもできます。

詳しくは月曜日のコラムで!!!

 

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