2019年11月26日

大戸屋で起きたことは対岸の火事ではありません

日経ビジネスに対立していた創業家が株式売却も、なお見えぬ大戸屋復活の道という記事がありました。

「大戸屋って、創業家ともめてたんでしょ?うちには創業家なんていないし、そもそもまとまった株式を持っている株主もいないから、突然18%もの株式を取得されることはないよ」

本当にそうでしょうか?単に突然持たれるか、半年程度かけて持たれるかの違いであって、一定程度の株式を買収者に事前に取得されることはあり得ます。

大戸屋で起きたことは、対岸の火事などではありません。上場している以上、どの会社にも起きることです。大戸屋のことを対岸の火事だと思っている会社が次のターゲットになります。

今のうちから企業防衛についてよーく考えておく必要があります。

 

このコラムのカテゴリ

関連する
他のコラムも読む

カテゴリからニュースを探す

月別アーカイブ