2019年11月27日

ゼロックス、HPを敵対的買収へ

ロイターの記事です。

https://jp.reuters.com/article/hp-m-a-xerox-hlngs-idJPKBN1Y0219

米事務機器大手ゼロックス(XRX.N)は26日、米パソコン・プリンター大手HP(HPQ.N)に対する335億ドルの買収案について、HPが期限までにデューデリジェンス(資産内容の開示)に応じなかったため、敵対的買収に移行する計画を明らかにした。

だそうです。日本で今年に入ってから敵対的買収が3件起きました。伊藤忠vsデサント、エイチ・アイ・エス(ブラックストーンになるかも?)vsユニゾHD、コクヨvsぺんてる、ですね。ただし、いずれも世界で起きている敵対的買収事例に比べたら規模は小さいです。

しかし来年以降、世界で起きているような規模の敵対的買収が日本で起きても不思議はありません。むしろ、規模の大きな会社の方が安定株主比率が低く、外国人株主比率が高いため、適正な値段を提示すれば敵対的買収は成立しやすいと言えます。

このような時代を迎え、何を準備しておかなくてはならないか、何を日々議論しておかないといけないか?これを考えることが重要ではないでしょうか。

 

 

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