2020年03月09日

ゼロックスによるヒューレットパッカードに対する敵対的TOB

ゼロックスによるヒューレットパッカード(HP)に対する敵対的TOBに関して、以下の記事が掲載されています。

キヤノン、米2社統合けん制 事務機器の協業見直しも

事務機器業界で、協業する陣営づくりの見直し機運が高まっている。米ゼロックスは2日に同業の米HPへの敵対的TOB(株式公開買い付け)を始めた。これに対しキヤノンはTOBが成立した場合、HPが販売するプリンターに欠かせない基幹部品の供給を停止すると明らかにし、ゼロックスをけん制した。事務機器の生産には技術力が必要でメーカーは少ない。ペーパーレスが進み市場が縮小する中、HPやゼロックスの調達先変更が再編につながる可能性がある。

「ゼロックスとは組みたくない」。TOBが成立してゼロックス傘下に入った場合、HPとの提携を解消するとキヤノンが表明したのは、幹部からこんな声が上がっているためだ。ゼロックスは「もの言う株主」のカール・アイカーン氏が大株主で、経営陣が短期間に交代するなど株主に経営が振り回されがちだ。

大株主にアクティビスト・ファンドがいると、取引先にも嫌がられる場合があります。キヤノンは今回上記のような方針を明らかにしたようですが、これ、やるんだったらもっと早くにやったほうがよかったのではないでしょうか?

私、米国のTOB制度はわからないのですが、こういった声明をキヤノンが出したとしても、ゼロックスのHPに対するTOBは撤回できませんよね?そもそもTOB開始前からゼロックスによるHP買収提案は公表されていたのですから、TOB開始前にキヤノンのスタンスを公表していたら効果がったかもしれませんよね?

 

このコラムのカテゴリ

関連する
他のコラムも読む

カテゴリからニュースを探す

月別アーカイブ