2019年12月19日

オアシスが東京ドームの大量保有報告書を提出

またオアシスが日本株の大量保有報告書を提出しました。次のターゲットは東京ドームです。

オアシスが提出した大量保有報告書によると、保有割合は5.37%です。保有目的は「ポートフォリオ投資および重要提案行為。」で、重要提案行為の欄には「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある。」と記載してあります。

保有株数5,148,400株、取得資金の総額5,150,271千円のため、1株当たり1,000円で取得していることになります。

最近60日間の売買状況を見ると10月23日からの取引が記載されていますが、合計しても2.7%にしかならないため、もっと前から取得していたと想定されます。今回大量保有報告書を提出したのは、2019年12月18日に市場外で1,640,874株(1.71%)の株式を取得したためのようです。

以下、東京ドームの最近1年間の株価です。 

東京ドームの外部から見た安定株主比率ですが、法人株主10.52%、みずほ銀行4.63%、富国生命4.63%の合計19.78%です。外国人株主比率13.48%、個人株主比率33.61%です。優待狙いの個人が多い会社のようです。

https://www.tokyo-dome.jp/ir/dividend.html  

ROE6.7%、自己資本比率34.1%、総資産299,574百万円、純資産102,070百万円、キャッシュ11,896百万円、投資有価証券29,605百万円、有利子負債134,376百万円です。投資有価証券のうち主な銘柄は、東京都競馬53億、富士急行50億、みずほFG32億、日本テレビ26億、アサヒグループホールディングス22億、よみうりランド21億、伊藤忠15億、キリンホールディングス14億となっています。

さてオアシスは東京ドームに何を要求するのでしょうか???

 

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