2020年01月20日

村上ファンドは東芝機械の対応方針に屈するか?

投資判断の材料にはしないでくださいね。私、株式投資のプロではないので。

<東証>東芝機が1年9カ月ぶり高値 旧村上ファンド系のTOB通告で思惑という記事の中に「TOB実施の思惑で買われてはいるが、東芝機の強い反発から実施できるかは微妙。現状ではTOB実施が見通せず、株価の上昇は一時的となる可能性がある」というコメントがありました。

では村上ファンドは引き下がるでしょうか?引き下がらないように思います。参考までですが、村上ファンドは買収防衛策導入企業に対して株式取得の提案をしたことがあります。MCJという会社です。このときは大量に株式を取得するような提案ではなかったと思いますが、一応、買収防衛策に則って情報のやり取りなどをした経験はあります(それ以外はなかったように記憶していますが、ヨロズもそうでしたっけ?)。

今回村上ファンドがTOBをあきらめたらどうなりますか?投資先が買収防衛策を導入するでしょうね。また、これから新たに投資した先も導入するでしょう。「東芝機械のように対応すればいいんだ!」と思われてしまうと、村上ファンドが困りますから。

たぶん、ルールを破ってTOBを強行することはないと思うのですが、ルールに則ってTOB提案をしてくる可能性があるのではないでしょうか?

 

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