2020年03月04日

佐々木ベジさんはフィナンシャル・バイヤー?ストラテジック・バイヤー?

私、佐々木ベジさんやフリージア・マクロスはフィナンシャル・バイヤーだと思っていました。特にソレキアに対して敵対的TOBを仕掛けたときは、どうせ配当狙いなんだろうな、ソレキアが大幅増配を公表すれば佐々木ベジさんたちは保有しているソレキア株を市場で売り抜けるんだろうな、と。ただ、その後のTOB価格を見ても、たぶんですが大幅増配狙いではなかったのでしょうね。ソレキアの財務で出せる増配効果を超えるくらいのTOB価格だったと記憶しています。

最近、フリージア・マクロスがラピーヌというアパレル企業の株式を一気に大量に市場取得しました。今度の狙いはアパレル業界なのでしょうか?

買収者の属性をきちんと把握することは重要です。フィナンシャル・バイヤーと思いきやストラテジック・バイヤーだった場合、大幅増配では対抗しきれませんから。

 

このコラムのカテゴリ

関連する
他のコラムも読む

カテゴリからニュースを探す

月別アーカイブ