2020年03月24日

東芝機械の対抗措置発動議案にブラックロックが賛成するそうです

以下の記事が東洋経済に掲載されています。

https://toyokeizai.net/articles/-/339022

少し抜粋します。

村上グループを除くと筆頭株主となるブラックロックグループ(約5%を保有)も、対抗策や2月4日に発表した中期経営計画を評価し、われわれに賛成の意向を表明した。スチュワードシップ・コードを持つ機関投資家は賛成を出すのが難しい環境にあるので、先陣をきってブラックロックやISSが賛同を表明してくれたことは非常に大きい。今のところ順調に賛成票が積み上がっていると思う。

ただ、村上グループが12%の株を持っているのは大きい。棄権する投資家もいるし、TOBに参加したいという個人投資家もいる。どんでん返しもありうる。最後まで気を緩めずに、3分の2以上をとって圧倒的に勝ちたい。

普通決議は取れそうな勢いなんですかね?5%もの株を持つブラックロックが賛成するのは大きいですね。

さて、東芝機械の動向を見た上場会社の方はどう思うでしょうか?「いざとなったら有事にこういうことをすればよいのか!じゃあ、平時の事前警告型買収防衛策を廃止しても問題ないな!」と思う人もいらっしゃるのではないでしょうか?

それは違いますね。では後ほど。

 

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