2020年05月26日

大戸屋さんはとりあえずホワイトナイトは考えていないようですね

大戸屋の窪田社長が東洋経済のインタビューに答えています。

https://toyokeizai.net/articles/-/352677?page=3

──5月25日の取締役会で、社外取締役を含む全員一致で株主提案に反対することを決議しました。このまま行くとプロキシーファイト(委任状争奪戦)に発展する可能性が高いですが、株主をどのように説得していくつもりですか。

 今回策定した 新しい中期経営計画を丁寧に説明し、実現させていくというお約束をしっかりとして賛同を求めていくしかないと考えている。株主優待をチラつかせて賛成を得るようなコロワイドのやり方はいかがかと思う。まったく説得力がない。

 一方でホワイトナイト(白馬の騎士)を探すようなこともしていない。大戸屋は外食産業の中では独自の進化をしてきたので、同業者だと難しいのではないか。ただ、具体的な話があるわけではないが、同業ではない商社やメーカーなどで当社の理念を理解して協力していただけるところがあるとすれば、考えないわけではない。

──勝てる自信はどのくらいありますか。

 勝ちます。負けませんから。

──仮に、株主総会でコロワイド側が買った場合、窪田社長自身の進退はどうしますか。

 負ける前提の話はしない。

私もコロワイドのやり方はいかがなものか、と思っています。19%しか持っていないのに、具体的な子会社化の条件を明示せずに、まずは取締役会を支配するのはどうかと思います。ただ、株主がどう判断するかなのです。株主優待をちらつかせて賛成を得るようなコロワイドのやり方も、株主が賛同してしまえば終わりです。

そういう意味で大戸屋の意見表明の内容は弱いのです。

本当にホワイトナイトを探していないのだとしたら、それはちょっとどうかと思います。すでにコロワイドは19%も株式を取得しており、大戸屋の株主構成が個人株主中心であることを考えると、TOBを仕掛ければ応募する株主がけっこういると思います。

コロワイドに勝利するためには、意見表明の内容を「味、店内調理、セントラルキッチンはNo!」という情緒的なものではなく、コロワイドの提案に今乗っかることは株主にとってメリットがない、ちゃんと子会社化の条件(いくらでTOBをかけて、何株集めるのか)を明示させないとダメだという主張を中心に展開すべきだったと思います。

そしてホワイトナイトも必要です。

 

 

 

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