2020年10月22日

DCMがニトリに勝つためにはどうすればよいか?

DCMとニトリを比較してみましょう。

圧倒的にニトリが大きいですね。ニトリが島忠にカウンターTOBを仕掛けたら、DCMは99%負けます。ただし、負ける可能性は100%ではありません。99%です。残り1%ですが、わずかに勝てる可能性はあります。

DCMがニトリに勝つためにまずやらなくてはならないことは、経営陣が「絶対にニトリには負けない」と腹をくくることです。「なんだよ!根性論かよ!」と思われたかもしれませんが、実際、根性論は大事です。DCMの経営陣が「ニトリかよ~。もう負けだな」と思っているのだとしたら、そりゃ負けます。まずは気持ちで負けないことです。島忠はDCMと一緒にやっていきたいと考えているのですから、そこは大きなメリットです。

TOBにおいて大切なのは、もちろん株主に訴えるためのTOB価格であることは間違いありません。しかし株主は株を売ったら島忠とは「はい、さようなら」です。そこで関係は切れます。しかし島忠の役員や従業員はこれからも会社に残りますし、そういった会社に残り続けるステークホルダーを味方にすることはとても大切なことです。そういう意味においてDCMはニトリをリードしています。だからDCMの経営陣はまずは自信を持つことです。島忠が求めているのはニトリではなくDCMであるとまずは自信をもって戦いに臨むべきです。

そしてDCMの経営陣が自信を持ち「絶対にニトリに勝つ!」と覚悟を決めたら、次にすることは「勝利の定義を考え直すこと」です。ニトリとガチンコでTOB合戦をやって勝てるわけがありません。どうすれば勝てるのか、どうすれば勝ちなのかをよく考えることです。これ以上詳しくは書けません。コラムで書きます。

そして最後に、ちょっとしたテクニックを使います。これもコラムで書きます。ちょっとしたテクニックです。たぶんこのちょっとしたテクニックは、入り口段階まではどのアドバイザーも気付くと思います。しかし最終的な仕上げ部分はわからないと思います。ちょっと難しいテクニックです。

では気分が乗ってきたので「DCMがニトリに勝つ方法」を今日か明日には書き上げます。

 

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