2020年10月29日
みなさん、DCMの負けと思っていませんか?
そりゃTOB価格が1,300円も上回る5,500円を指されてしまったら、「あーあ。DCMの負けだね」と思うことでしょうね。
また「さすがにDCMは指し返せないだろう。5,500円を上回るTOB価格を指し返すのはムリだろう」と思うでしょう。そして「DCMが5,500円を上回るTOB価格に引き上げたところで、ニトリはそれをも上回る価格を提示してくるだろう。DCMだってそう考えてTOB価格を引き上げることはしないのではないか」と考えるでしょう。
敵対的TOBの世界はそう単純ではありません。いろんな人たちの思いがうごめいています。もちろんTOBですから、価格がもっとも重要な要素であることは間違いありません。しかしそれだけでは決まりません。
それが敵対的TOBの世界です。答えはこちら↓
DCMが自社の中長期的な成長を踏まえ、どうしても島忠が必要だと考えるなら、この方法がベストです。
DCMはまだ負けていません。勝負はニトリのTOBが終わるまでわかりません。