2020年10月30日

ニトリ「お、ねだん以上。の島忠に」 DCMと争奪戦

朝日新聞の記事です。記者会見での似鳥会長の主な発言です。

https://digital.asahi.com/articles/ASNBY73M9NBYULFA03B.html?pn=5

――他社(DCM)が友好的なTOBを行っている。なぜTOBに踏み切るのか。

「数年前にも接触したことがあったが、チャンスがなかった。今回はお互いにパートナーとしてベストな状態じゃないかと思い、提案した。島忠は家具販売とホームセンター事業を融合していて、前からうらやましいと思っていた」

なぜ数年前に接触したときはチャンスがなく、今回はチャンスなのか?DCMが島忠にTOBをかけているからです。ニトリは「島忠さんはDCMさんに身売りするんですよね?あとは株主がTOB価格を見て判断するということですよね?だったらうちも提案させてもらいますね」という理屈を言いやすくなったということです。TOBではなく他の統合手法も模索すればよかったのにと思います。例えば以下。

No.937 DCMと島忠はニトリ対策を考えているか?

No.940 DCMと島忠はこんな方法もあったのでは?

 

 

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