2020年11月05日

京阪神ビルディングが当座のコメントを公表

京阪神ビルディングが「当座のコメント」を公表しました。これは法律に基づて公表されるものではありません。「これは当社取締役会の賛同を得て開始されるTOBではありませんよ。株主の皆さん、当社取締役会の意見を待ってくださいね」という位置づけの意見です。

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS01818/5883a17c/c839/4253/bd2e/b23e044adada/140120201105415842.pdf

「本公開買付けの公表は、当社取締役会に対して具体的な条件等に関して事前に何らの通知や連絡もなく、また、事前協議の機会も無いまま、一方的に行われたものです。」

「2020年10月7日に当社取締役会に対してデューデリジェンス協力の申入れを行ったところ、現時点で当社の協力が得られていない旨を本公開買付けの開始の理由の一つにあげておりますが、実際には、当社取締役会は本件申入れがあったことを受けて、当社経営陣から独立した立場にある社外取締役及び社外監査役から構成される独立諮問委員会を設置し、同委員会に会社としての対応を諮問しておりました(2020年10月23日)。独立諮問委員会は、 当該諮問事項の検討にあたり、ストラテジックキャピタルに対し、当社を通じて本件申入れに関して 2020年11月6日を回答期限とした質問状を同日送付しましたが、同社からの回答が一切ない状況の下、 突然本公開買付けが開始されました。」

とあります。まあ完全に敵対的TOBですね。

 

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