2020年11月13日

島忠がニトリの買収提案を受け入れ

以下、日経が1面で報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66171880T11C20A1MM8000/?n_cid=NMAIL006_20201113_A

以下、朝日新聞さんのインタビューでも申し上げましたが、島忠がニトリの買収提案を受け入れるそうです。

ニトリvsDCM M&A専門家「島忠に3つの選択肢」

私は3つのパターンとして、①ニトリの提案に反対し、DCMに賛同、②どちらのTOBにも賛同を表明せず株主の判断に委ねる、③ニトリの提案に賛同、を挙げていました。②だろうなと思っていましたが、③があるとしたら、島忠の経営陣の資質次第かと。いい意味ではありません。つまり「島忠の経営陣が株主利益を重視する経営陣なら」という意味ではなく、「島忠の経営陣が度胸と根性のない人たちなら」という意味です。

これで日本に「島忠基準」が産まれました。

しかし最近の敵対的TOBは美しいですね。本来敵対的TOBはもっと泥臭いものです。「TOB価格が高いから賛成~」といった生易しいものではありません。

さてDCMはどう出るでしょうか?まだ作戦がない訳ではありませんが、たぶんDCMはもうあきらめたのでしょう。非常に残念ですね。

本件は本日さらに詳しく書きます。のちほど!


 

 

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