2020年11月14日

昨日のWBSによるとDCMはカンカンです。だとすると攻撃してくる可能性が・・・

昨日のWBSでニトリ・島忠vsDCMの件が報道されていました。私もちょっとだけ出ています。

WBSの取材によるとDCMは「今回の島忠の決定は当社として到底受け入れられるものではなく残念です。今後の対応については今はコメントできません。法的措置に出るかも今は言えません。」とおっしゃっているそうです。

キャスターの大江麻理子さんが「DCMに次の一手があるかどうか注目です」とおっしゃっていました。注目の一手をDCMが指すかどうかはわかりませんが、次の一手は存在しますし、これを指されるとニトリは詰みます。

https://ib-consulting.jp/newspaper/2996/

これ、ニトリは気づいているでしょうか?この方法については気づいていると思うのですが、たぶん「これをやられると対抗策がない。でもたぶんDCMはここまではしてこない」と考えているのではないでしょうか?

さてDCMは「ここまではしてこない」のでしょうか?DCMはカンカンです。カンカンに怒っている人は何をするかわかりません。敵対的TOBの世界は合理性だけで動くものではありません。「あいつら絶対に許せん!」と感情で動く場面も往々にしてあります。

ではDCMが上記の策を打ってきたとして、本当にニトリに対抗策はないのでしょうか?

ありますよ。これは史上初の方法です。誰もまだやったことがない方法です。

史上初の敵対的TOBへの賛同表明と取り付けたのですから、いっそのこと対抗策を含めた史上初の方法をニトリさんはやってみたらいかがでしょうか???これをやらずにTOBに踏み切ったら、負ける可能性があります。敵対的TOBの世界はけっこう恐ろしいのです。

 

このコラムのカテゴリ

関連する
他のコラムも読む

カテゴリからニュースを探す

月別アーカイブ