2020年11月13日
これからのM&Aは知恵と工夫が求められます
DCMによる友好的なTOBに賛同表明をしていた島忠ですが、価格の高いニトリの敵対的TOB提案に賛同する方向であると報じられています。
たしかにTOB価格が1,300円も高いニトリの提案には応じざるを得なかったのかもしれませんが、この案件を見ていると「最初からもっと工夫していればDCMが島忠を傘下におさめることができたのではないか?」と疑問を感じざるを得ません。島忠はニトリの動きを察知していたようですし、であれば以下のような方法をとればDCMと一緒になることができたのではないでしょうか?
どうしてこの方法を取らなかったのか非常に疑問です。これからの時代、友好的なM&Aに対する横やりはバンバン入ってきます。というか、入ってくるかもしれないという前提であらゆる策を講じておく必要があります。