2021年01月07日

よくわからんのですが、また敵対的TOB???

以下のニュースが報じられています。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-01-05/QME6UIDWX2PU01

ジャパンシステムを巡っては、香港を拠点とする投資会社、ロングリーチグループが最終的に全株取得を目指して株式公開買い付け(TOB)を実施している。一方で、代表取締役の川田朋博社長をはじめとする現経営陣は買収に反発し、MBOを提案している。

関係者によると、山内家ファミリーオフィスは川田社長ら執行役員によるMBOが企業価値の向上に資すると判断。川田社長が設立する買収目的会社に優先株で約35億円を出資する方向で調整している。

銀行からの借り入れも含めて買収総額は当面、150億円程度を見込んでいる。ロングリーチによるTOBでは1株当たり590円と提示されているのに対して、MBOでは同615円となることが想定されている。川田社長らはMBOを実現させるために期限の2月15日までに対抗TOBを開始することも選択肢の一つとして検討。TOBを正式表明すれば、争奪戦に発展することになる。

会社のプレスは以下のとおりです。

https://www.japan-systems.co.jp/news/uploadfile/docs/JS201224-3.pdf

これ、どういう関係性なのでしょうかね?まだちゃんと読めていないのでわからんのですが、ジャパンシステムの株式を約54%保有している株主はロングリーチを支持しているけど、ジャパンシステムの社長はMBOで対抗しようとしているのでしょうか?ニュースによると以下のとおりです。

ジャパンシステムの取締役会はTOBに「賛同」の意見表明を出したものの、売却に応じるかどうかは株主の判断に委ねる「中立」を表明。経営を監督する取締役会と、執行を担う経営陣の考えが分裂する異例の展開となっている。

 

このコラムのカテゴリ

関連する
他のコラムも読む

カテゴリからニュースを探す

月別アーカイブ