2018年11月26日
アルプス電気が400億円の自社株買いを公表
https://www.alps.com/pdf/ir/disclosure/20181126_info.pdf
アルプス電気が本日、
①経営統合後の2019年1月より2019年6月28日までに、普通株式につき400億円相当の自己株式取得を市場買付けにより実施すること
②2019年度から2021年度までの3年間においては、総還元性向を 50%とすること
を公表しました。
アルプス電気とアルパインの経営統合に関しては、香港のオアシスが統合比率などを問題視し、株主提案をしています。コラムNo.451で述べた通り、私はこの統合は可決されると読みました。アルプス電気とアルパインの両社の株式を保有しているエリオットが賛成すると見たからです。エリオットとアルプス電気との間で何らかの交渉が行われたと見たからです。
コラムNo.451で「いや、統合比率について文句を言うつもりはありませんよ。わが社が納得する還元策を新会社で行ってもらえればそれで構いません。」と書きましたが、結局、アルプス電気は株主還元策の強化を公表しました。
エリオットの勝ちですね。