2021年09月09日
SBIによる新生銀行への敵対的TOB条件
当方では、対象会社取締役会の賛同を得ていない状況のTOBについては敵対的TOBと定義しています。一般的にマスコミは対象会社取締役会が「反対」の意見表明をした時点で敵対的としていますが、当方は定義が違いますので何卒ご了承ください。
さて、SBIによる新生銀行への敵対的TOBの条件が明らかになってきました。報道ベースですが、以下のとおりです。
TOB価格:2,000円 ※本日の新生銀行株の終値1,440円
買付予定数:すでに所有している分(19.85%)を含めて所有割合最大48%を目指す
TOB後の方針:新生銀行の上場は維持
以下の読売記事によると「SBIが新生銀の株式を50%超取得すると、親会社の業務範囲も規制され、すでに手がけている事業を手放す必要が生じる。このため、SBIは当面、新生銀の持ち株比率を、40%台にとどめる方向だ。」だそうです。