2021年09月17日

SBIvs新生銀行~ここからの主な流れ~

以下、新生銀行のプレスの内容次第で変わりますが、とりあえず現時点で想定される流れです。

仮)本日新生銀行が買収防衛策の導入、臨時株主総会開催、TOB期間の延長要請を公表

■SBIが延長要請に応じる場合

延長されたTOB期間内に質問と回答のやり取りがなされ、最終的にTOBに対する賛否を新生銀行が表明。株主がTOBに応募するかどうかでSBIによる敵対的TOBが成功するかどうか決まる。

■SBIが延長要請に応じない場合

おそらく臨時株主総会を開催して、TOB期間の延長もしくはTOBのいったん撤回を要請、十分な情報と時間を確保するための有事型買収防衛策の導入を決議。ルールに従わない場合は発動。

こうならないようにSBIはネガティブキャンペーンやプロキシーファイトなどを実施てくる可能性あり。また、場合によっては新株予約権の発行差止請求を裁判所にする可能性あり。

詳しくは以下。

No.1149 新生銀行は買収防衛策を発動して時間と情報を確保できるか?

No.1150 新生銀行が有事型買収防衛策で対抗する場合のシナリオ

 

 

 

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