2021年11月19日
旧村上ファンド、西松建設の変更報告書を提出
旧村上ファンドは西松建設の自己株TOBに応じましたので、変更報告書を提出しています。保有割合は25.00%から7.24%に減少しました。ちなみに西松建設の公開買付届出書には以下の記載があります。詳しくは以下の公開買付届出書をご覧ください。
また、本応募契約において、シティインデックスイレブンスら及び村上世彰氏は、本公開買付けの目的を尊重し、(ⅰ)応募対象株式のうち、本公開買付けによって買い付けられなかった株式について、市場動向を勘案しつつ、経済合理性が認められる方法及び態様で速やかに売却する意向であること、(ⅱ)決済の開始日後においても、自ら又は自らの関係者をして、当社普通株式を取得し、若しくは取得させる意向がないこと、及び(ⅲ)自己の名義であるか否かを問わず、直接又は間接に他の株主から当社普通株式に関して議決権行使の受任(これに向けた勧誘を含む。)又は他の株主との間で共同での議決権行使への同意を行い又は行わせる意向がないことを表明し、当該意向を撤回しないものとする旨が規定されています。
これにて西松建設は一件落着ですが、自己株TOBに応募したことによって得られたキャッシュが他の投資先にまわっているということです。もちろん西松建設にしても、以前の投資先が行った自己株TOBで旧村上ファンドがキャッシュを得て、それがまわってきたのですけどね。
そろそろどうにかしないと、ですよねえ・・・。