2021年12月20日

シルチェスターが清水建設の大量保有報告書を提出

シルチェスターが清水建設の大量保有報告書を提出しました。保有割合は5.00%で、取得資金の総額は344億円です。保有目的は以下のとおりです。

提出者は、発行者に対して増配、自己株式の買入の頻度又は総量、金庫株消却その他資本政策の変更を要求することがある。また、(i)重要な資産の処分又は取得、(ii)借入又は転換社債の発行、(iii)取締役又は重要な使用人の選任又は解任、(iv)株式譲渡、(v)会社分割又は合併、(vi)株式交換、又は (vii)事業の譲渡又は譲受に関して、発行者、提出者若しくは他の株主が提案した議案に対して、反対票を投ずることも、賛成票を投ずることもある。提出者は、その顧客の為に、株式を追加取得することも、保有株式の全て又は一部を売却することもある。

長いですが、清水建設に限った保有目的ではありません。他の投資先の保有目的でも同じ内容を書いています。

シルチェスターは清水建設以外に、奥村組や戸田建設などゼネコンに投資しています。ほか、NIPPOや前田道路にも投資していましたね。

ゼネコンは旧村上ファンドが関心を持っている業界です。シルチェスターは旧村上ファンドほどアクティブなことはしないと思いますが、要注目です。

 

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