2019年01月07日

村上ファンドがたくさん変更報告書を提出

本日、村上ファンドが三信電気、フージャースHD、マクセルHDの変更報告書を提出しました。

まず、三信電気ですが、前回の提出日は2018年12月12日です。以下、保有割合の変化です。

㈱エスグラントコーポレーション 5.20%⇒5.56%

野村絢 9.60%⇒9.60%

㈱ATRA 0.14%⇒0.78%

㈱シティインデックスサード 1.01%⇒1.01%

合計 15.95%⇒16.95%

三信電気については何度もお伝えしていますが、自己株TOB200億円を実施したものの、村上ファンド以外の応募が集まってしまったため、村上ファンドの手残り株が多くなってしまいました。そして自己株TOB終了後、買い増しされています。上記保有割合は自己株を除いていない発行済株式総数ベースで計算されたものです。自己株を除いた議決権ベースの割合は???

25.7%です!

24.2%から25.7%に上昇したということです。・・・・。言葉が見つかりません。せっかく200億円も使ったのに、なんの成果も得られなかった・・・。それどころかさらに買い増されて25.7%も取得されるなんて・・・。

さて、次はフージャースHD。保有割合は16.87%から18.68%に上昇しました。

はい、次はマクセルHD。保有割合は7.55%から8.65%に上昇しました。マクセルHDに関する大量保有報告書・変更報告書の提出状況ですが、2018年10月24日5.16%、10月31日6.50%、12月12日7.55%、2019年1月7日8.65%となっています。

大量保有報告書を提出してから、一発目の変更報告書提出のタイミングが早かったので、新明和工業のように急速に買い増されるのかと見ていましたが、そうでもないようです。1か月に1%といったスピード感でしょうか?だとすると、期末あたりで10%を超える水準ですかね。今年の株主総会は特段何もないような気がします。

 

このコラムのカテゴリ

関連する
他のコラムも読む

カテゴリからニュースを探す

月別アーカイブ