住友金属鉱山の株価～やっぱり買収防衛策と株価って関係ないじゃん～

現時点でのことなので終わってみたらどうなっているかはわかりませんが、昨日、買収防衛策の廃止を公表した住友金属鉱山の株価は、昨日終値5,569円に対して始値は5,536円（▲33円）です。9:35時点で5,474円です（前日比▲62円）です。

今日の日経平均は昨日の大幅下落を受けてかかなり反発しており、その中での下げですから、買収防衛策の廃止ってやっぱり株価には関係ないと言えるのではないでしょうか？ちなみに住友金属鉱山の株価は、2月14日5,684円、15日5,569円（▲115円）です。

私は業界の専門家ではないのできちんとした評価をすることはできませんが、昨日住友金属鉱山は買収防衛策の廃止と中期経営計画を公表しています。おそらく中計の方が評価されずに今日の株価につながっているのではないかと想定します。

もう株価と買収防衛策をつなげるのはやめにしましょう。関係ありません！だってそもそも平時型買収防衛策は時間と情報を確保することが目的なのであり、買収防衛策ではありませんから。だから買収の実現を阻害する買収防衛策などではないルールの継続や廃止が株価と関連性があるわけがないのです。