2022年10月31日
セントラル硝子の自己株TOBの結果
10月28日にセントラル硝子が自己株TOBの結果を公表しました。
買付予定数14,285,600株に対して、応募株数は14,654,077株でした。あん分比率は0.97458・・・です。以下、応募株数の上位です。
2022年9月28日に旧村上ファンドが提出した変更報告書によると、旧村上ファンドが保有する株数は12,053,400株、保有割合は28.05%です。議決権ベースだと29.87%で、内訳は以下のとおりです。
㈱シティインデックスイレブンス 3,994,400株
㈱エスグラントコーポレーション 3,961,900株
㈱南青山不動産 3,883,700株
㈱レノ 213,400株
上表の1がシティインデックスイレブンス、2がエスグラントコーポレーション、3が南青山不動産、8がレノですね。応募株主に返還する株式数は、1が100,400株、2が99,600株、3が97,600株、8が5,400株なので、合計で303,000株が旧村上ファンドの手元に残るということです。議決権ベースだと0.75%です。あとは市場で簡単に売り切るでしょう。
これでまた旧村上ファンドに大金が入ってきますので、新たな投資先や既存投資先に振り向けられます。総額は、(12,053,400株―手残り株303,000株)×TOB価格3,500円=約411億円です。