2022年12月14日

旧村上ファンドがジャフコの変更報告書を提出していますが、、、

旧村上ファンドがジャフコの変更報告書を提出していますが、これは保有割合に変化があったから提出したのではなく、「当該株券等に関する担保契約等重要な契約の変更」によるものです。

12月2日に提出した変更報告書の「当該株券等に関する担保契約等重要な契約」には「保有する株式7,026,700株について、発行者との間で締結した、発行者が実施予定の公開買付けに応募する旨の令和4年11月25日付公開買付応募契約」とありますが、今回提出した変更報告書には「該当なし」となっています。

ジャフコの自己株TOBが実施されなくなったことにより、応募契約が終了したためですね。ということで旧村上ファンドはジャフコ株をこれから買ったり、売ったりすることが可能なのですが、おそらく市場で売ることは近々はないでしょう。一方買い増すことも難しいです。なぜならジャフコは有事型買収防衛策を導入しており、トリガーが20%だからです。すでに旧村上ファンドは議決権ベースで19.53%所有しています。もちろんまだ少し買えるので、ギリギリまで買ってくる可能性はあります。

ジャフコにも旧村上ファンドにも打つ手がなくなってきたように思いますが、これから進展はあるでしょうか?以下の策はおすすめです。※法人会員のみですみません。

https://ib-consulting.jp/column/4617/

 

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