フジテックが会長解職などの見解を公表

フジテックが本日17:00に以下の公表をしました。

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230407544086.pdf

まず「内山前会長の解職等に関する当社取締役会の見解」については理由を3点説明し、「なお、今回の当社取締役会の決議は、社内取締役及び社外取締役の全会一致の決議であったことを併せてお知らせいたします。」と書いてあります。

なるほど。社内役員である社長、専務、CFOも賛成したってことですね・・・。まあそうなりますよねえ。

そして「第三者委員会による調査及び検証の終了」も公表しました。あれ？もう追加調査終わったの？と思ったのですが、契約期間は2022年12月末までであり、委任事務の処理が完了していないときは、両当事者の合意により契約期間を延長できるとされていたため、フジテックとしては契約期間の延長を希望していたようですが、4月3日に第三者委員会から「延長しません」と連絡があったそうです・・・。理由は以下。詳しくは開示資料本文をご覧ください。

(1) 以下の諸点等からすると、当社との間の信頼関係を構築できないこと

① 資料開示やヒアリングの設定等について当社が非協力的であったこと

② 契約期間満了に関する当社の誠実性に疑念を抱かせる対応があったこと

③ 調査報告書の内容についての当社による干渉

(2) 内山家側の協力を得られる見通しがなくなったこと

あの～、この第三者委員会による追加調査って、新たに選任された取締役会が依頼した訳じゃなく、「2022年8月10日付「第三者委員会に関するお知らせ」にお いてお知らせいたしましたとおり、小林英明弁護士を委員長とする委員会が組成されました。」とあるとおり、去年オアシス側の取締役が就任する前のフジテックがやったことでしょ？なのに、なんで非協力的だったり、誠実性に疑念を抱かせたり、干渉したりしたの？？？内山さんだって会長として了承していたんじゃないの？なんで協力を得られる見通しがなくなったの？？

正直、訳が分からない・・・。で、この委員会による調査結果はフジテックに提出されないことになるんでしょうかねえ。