2023年09月19日

焼津水産化学工業、今度は3Dが登場

非公開化(MBOではない)を目的にTOB中の焼津水産化学工業ですが、本日、TOB期間を9月19日から10月18日まで延長することを公表しました。本日の14:00です。

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230919555587.pdf

そして本日16:05に3Dが大量保有報告書を提出しました。投資目的は純投資、保有割合は9.78%です。旧村上ファンドは9.81%保有していますので、あわせて19.59%です。株価もTOB価格1,137円を超えていますから、まあTOBに応募は集まりませんよね。以下、株価の状況です。本日の期間延長の公表を受けて、また上がりました。

さてどうなりますかね?しかし面倒な株主対応から逃れるために非公開化を選択したのに、上場以来、最も大変な状況に直面しています。非公開化に向けての試練なのか、それとも・・・。

以下の通り、非公開化してよかった!という会社もあるようですが、私には理解できません。株式会社は上場してなんぼ!非公開化しないとできない経営改革ってなんなの?上場したままでも、ちゃんと開示をすればできるのではないでしょうか?私には株主からの逃避にしか見えない。

増えるMBOによる上場廃止 PBR1倍割れ改善への期待

 

 

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