2019年02月13日

合同会社M&S、日本アンテナを売却

一時期、コラムでもたまに取り上げたことのある合同会社M&Sという投資家ですが、以前、投資先の赤阪鐵工所という会社は買収防衛策を導入しました。買収防衛策に反対したり、株主提案をしたりしていた投資家です。さほど規模は大きくないようです。

その合同会社M&Sが日本アンテナという会社の変更報告書を提出しました。保有割合は6.29%から5.09%に低下しました。変更報告書の最近60日間の売買状況を見ると、1月31日までは市場で買い増していたようですが、2月4日に100,000株(0.7%)、2月6日に28,000株(0.2%)、2月7日に112,200株(0.78%)を売却したようです。以下、日本アンテナの株価です。

2月4日に株価が急騰しました。ストップ高だったようです。要因は「2019年3月期の連結営業利益は前期比5.2倍の7億5,000万円(従来予想は3億1,000万円)」という決算発表を受けてのようです。

これ、けっこう重要です。地味なケースではありますが、アクティビスト対策の王道ですよ。詳しくはコラムでまとめます。

 

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