2024年07月10日

ダイドーリミテッドの取締役1名が辞任

以下、ダイドーリミテッドが先ほど公表したプレスです。取締役1名が辞任します。

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240710546716.pdf

中山氏はストラテジックキャピタルが提案した候補者の1人でした。

中山氏の経歴は以下です。P23です。

https://www.daidoh-limited.com/ir/pdf/meeting/meeting101_01.pdf

株主総会が終わって就任したばかりなのに、なぜ???7月4日に公表した大規模株主還元が影響しているのでしょうか?

もし旧村上ファンドやストラテジックキャピタルが大規模株主還元公表後、保有するダイドーリミテッド株を売却し1%以上の変動がある場合、出来高が急増した7月5日(金)・8日(月)の5営業日後である12日(金)か16日(火)に変更報告書が提出される可能性があります。

私の想像ですが、旧村上ファンドはおそらく売却したのではないでしょうか?ストラテジックキャピタルはどうでしょう?当然アクティビストですから株価を上げ儲けを追求するのがストラテジックキャピタルの仕事です。そりゃそうです。しかし一方でダイドーリミテッドに対して本業の立て直しを強く迫り、取締役を送り込んだ事実を勘案すると、せめて本業立て直しの道筋が見えるくらいまでは株式を保有するのが「人としての道理」「人として筋」ではないかと思うのです。

もし仮に売却していたら世間からは「あんなに威勢のいいことを言っておきながら、速攻で売却したんだね」と言われるでしょうし、投資先からは「経営改善を要求し人を送り込みながら、株価が上がるやいなや一目散で退散するんですね」とも言われかねず、アクティビストとしての「強面さ」がはげ落ちてしまいます。これからストラテジックキャピタルにどんなに強烈なことを言われても投資先は「どうせすぐ売るんですよね?」と言うでしょうね。

私はストラテジックキャピタル丸木さんにはぜひダイドーリミテッドに「貴社は今大規模株主還元なんてやってはいけない。本業にこれからいくらの投資がかかるかもわからないのだから。道筋が見えるまでは株主に還元をする必要はない。還元の成果はまだ出ていないのだから」と言ってはどうでしょう?

「もう決めて公表しちゃったからねえ」なんて言わないでね。アクティビストのみなさんは上場会社が公表しちゃった経営計画や株主還元策に対して「取り消せー!考え直せー!」ってよくおっしゃるんですから。

と言いつつ、私は丸木さんがダイドーリミテッド株を売却していないと信じていますけどね。そんな自分の言葉に責任を持たない行動をする方ではないと思っておりますので。私が唯一評価するアクティビストです。ま、私のことなんて知らないと思いますが。

 

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