ニデックが牧野フライスの要望を再度拒否
牧野フライスが再度ニデックに対して、TOB開始時期の延期(4月4日⇒5月9日)、TOB成立要件の下限の引き上げ(50%⇒2/3)を拒否しました。
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250127555450.pdf
冒頭に日経の以下の記事を引用して「貴委員会におかれましては、これらに関する正しいご認識及びご理解に基づき、一切の偏見・先入観なく、 公正中立の観点から、上記三原則の実現に向けて、貴委員会からのご要望をご再考される点を含めて本提案に 関する更なるご検討を客観的に進めていただきますよう、改めまして心よりお願い申し上げます」と言っています。
ニデック・牧野フライス攻防、「特別委は誰のためか」 2025年1月22日 18:00 日経
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOTG2230Z0S5A120C2000000/
『ニデックの買収価格には4割以上のプレミアムがついており、今回のTOB公表前の牧野フライスの上場来高値を上回る。常識的に考えると、一般株主としては無視できない好条件だろう。牧野フライス経営陣が不快感を示すのは自由だが、特別委はそもそも一般株主の利益を図る立場にある。本格交渉前の初動段階から強い拒絶感を示し続けるようなら、一般株主の利益に目を配れなくなる恐れもある』
『さらにリリースの作成を主導したのが、会社が雇った弁護士ということも波紋を呼んだ。特別委は本来、会社(経営陣)との利益相反に対応し公正性を担保するために設置されるもので会社とは立場が異なる。それなのに「仮に経営陣が選んだ法務アドバイザーが書いたものをそのまま特別委員会のリリースとして公表しているとしたら望ましくはない」』
一連のプレスを見ていると、代理戦争な感じが否めないですね笑 あと、牧野フライスって何を問題視しているんですかね?特別委員会じゃなくて、買収対象であり当事者である牧野フライスの経営陣です。何に腹立っているんですかね?そこをきちんと議論してますかね?そして牧野フライスは「何を守りたい」と思っているんでしょうかね?
一連の反応を見ていると何か守りたいものがあるような印象を持ち待ちしたが、それが何なのか、ちゃんと牧野フライスの経営陣は言葉にして整理していますかね?守りたいものを整理せずに、ただただ腹が立つと思いながら対応していると間違えます。
守りたいものを議論するのにタブーはありません。極端な話、経営陣の立場を守りたいでもいいんですよ。牧野フライスの場合、そうじゃないと思いますが。守りたいものをはっきりとさせ、それを守るためにはどうすればいいか?をまずは整理しないとダメなんです。
牧野フライスの一連のプレスなどなどを見ていると、そこが整理されていないんじゃないか?と危惧しています。今回のニデックの買収提案は非常にまっとうです。まっとうなんですが、崩せないことはないんですよ。弱点はあるんです。そこを攻めるには、まずは守りたいものの整理なんですよ。
