これ、実質的にJAL、ANA、空ビルによる敵対的TOB???
JALがエージーピー(東証S コード9377 以下AGP)という上場会社に対して株主提案を実施すると公表しました。
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250425523918.pdf
どういう内容の株主提案かというと、タイトルに「株式会社エージーピーに対する株式併合、単元株式数の定めの廃止その他の定款の一部変更 及び取締役選任に関する株主提案に関するお知らせ」とあるとおり、スクイーズアウトです。
四季報によるとAGPという会社は「駐機中の航空機に電力供給。幹線空港の固定式電源でほぼ独占。空港・物流施設の整備にも注力」といったことを行っている会社で、大株主を見ると、JALが30.4%、日本空港ビルデングが24.4%、ANAが18.2%保有している会社です。
この株主提案にはANA、空ビルも賛同しており、以下、本日、ANAが「共同保有者の追加、保有目的の変更」などを理由に変更報告書を提出しました。

3社で73.25%の株式を保有していますから、スクイーズアウトにかかる株主提案は可決されます。株主提案に関するプレスを見ると、株主提案をして非公開化させる経緯や理由は以下の通りです。

これ、まあ、もう3社で70%以上の株式を持っているので議案は可決されるわけですが、ある意味、敵対的買収と言ってもよいかもしれませんね。ちなみに、「株式併合により端数となるAGP株主に対して交付される金銭の額」は1株1,550円です。これってTOB価格と言えばTOB価格かな、と。今日の株価終値1,113円に約40%のプレミアムです。
価格に不満のある株主は買取請求権をこうしてください、ということかな。ですね。プレスにも書いてありました。

こういったケースってあまり聞いたことがないですね。
これ、去年からもめてたヤツですね。
