2025年11月17日
非公開化を発表したウェーブロックHDの変更報告書をまた旧村上ファンドが提出。一体何%になったの?
以下何度かお伝えしましたが、非公開化を公表したウェーブロックHDの変更報告書を旧村上ファンドが提出しました。
2025年11月12日旧村上ファンドがウェーブロックHDの大量保有報告書を提出
2025年11月14日旧村上ファンドがウェーブロックと平和不動産の変更報告書を提出
保有割合は20.98%から22.24%に上昇しました。しかし大量保有報告書・変更報告書に記載されている割合は発行済株式総数に対する割合です。これをウェーブロックの総議決権(2025年9月30日現在84,612個)に対する割合に修正すると・・・
27.57%から29.22%になりました。この会社、正確にはわからないのですが、安定株主比率があまり高くない可能性があります。そして個人株主比率もけっこう高いです。上位に登場する個人株主が安定株主なのかどうかよくわからない。

よく「個人株主を増やしましょう!個人株主を持ち合い株主に代わる安定株主にしましょう!」「個人は株主総会で議決権行使を白紙で投じてくれます!」と言う人がいます。一部当たっています。しかし個人株主に限らず株主が株式投資をしているのは儲けるためです。
株主総会で議決権行使をしない、しても白紙で投じるかもしれないけど、株価が上がれば売る株主が個人株主です。株主提案の場面では安定株主として個人株主が機能することはありますが、敵対的買収の場面では機能しません。
個人株主比率の高かった大戸屋。コロワイドの株主提案は通らなかったけど、その後の敵対的TOBは成功しました(もちろん条件もあったけど)。そういうことです。
平時の企業防衛対策を間違えると、会社を有事にしてしまうし、有事になった時にも対応を間違えるということ。
